けれど、うちのクラスの女子生徒はもうほとんど登校していて‥私たちが遅いくらいだった。


私と夏莉は、自分のクラスの隣の教室に入る。

この教室は、キャバ嬢役の子たちの控室になっていて、ここで化粧をしたり着替えをしたりできる。




「「オハヨー」」


教室に入るなり、クラスの女子達が私たちに挨拶してきた。

みんな気合いが入っていて、髪も化粧もバッチリだ!








ホッ‥よかった〜

みんな派手派手だから、私より目立ってる〜



私は教室の隅に荷物を置き、ショップ袋からドレスとヒールを出した。