「そうだよぉ♪」


お姉ちゃんと夏莉は「ねぇ〜」と、顔を見合わせて言った。





そうゆう問題かな〜?


「コーヒーごちそうさま♪志乃、早く学校行こうよっ」

「えっ、もう?」



まだ7時過ぎだよ‥?






「早く志乃がドレス着た姿、見たいもん!早く行こ〜」


夏莉が私の腕を引っ張った。






「…ドレスとか忘れないでよ〜」


お姉ちゃんも私を急かし、夏莉に腕を引っ張られながら玄関に向かう私に、ドレスとヒールが入ったショップ袋を渡す。