「5時!?そりゃあ早起きですね」


夏莉をリビングに通し、ホットコーヒーを入れる私。




「ねぇねぇ、今日はどんなドレス着るの〜?」


夏莉がキョロキョロしている。




「見たい?」


お姉ちゃんがニヤリと笑う。




「見たい見たい♪」



ガサガサ。

お姉ちゃんが私の部屋からショップ袋を持って来る。




…………(汗)

私はコーヒーを入れたマグカップを、夏莉に出した。






「じゃ〜んっ!この日のために買ったのよ――ん♪」


お姉ちゃんがショップ袋からドレスを出し、夏莉に広げながら見せる。