私と夏莉の体を、揺すってくる吉川さん。




「あ、そーいえばさ!来週からうちらのクラス。文化祭の装飾始まるよね♪」



ビクッ

「そ‥そうだね……」


顔が引き攣る私と夏莉。




「今年の文化祭、超楽しみじゃない?うちのクラス、絶対盛り上がるよね〜〜」

「う、うん……」



ドキドキする私と夏莉。

ちらっと龍美を見ると、吉川さんの言葉に耳を傾けてる様子。





マママ、マズイっ


「吉川さんっ、文化祭頑張ろうね!か、彼氏待ってるんだし、そろそろ戻った方がいいんじゃない?待たせるの悪いし…」