“おかわり”ってことだよね?

ハイハイ(汗)


私は横にある炊飯器から、お茶碗にご飯をよそった。





「いや、でもさ!俺どうしても有紀と付き合いたくて、どうしてたらいいか散々悩んだ結果。そんなイタイことしてたんだよね(汗)」

「当時は、何度と警察呼ぼうと思ったことか……(笑)」



アハハ。

そりゃあ、お姉ちゃんからしたら超怖いよね?


私は龍美に、ご飯が入ったお茶碗を渡す。






「サンキュ」


龍美はがつがつご飯を頬張る。




「まぁ、そんなことを続けてたある日。俺はいつものように、有紀の家の前をうろうろしてたらさ。突然家の中から、有紀が泣きながら飛び出して来たんだよ」