下駄で上履きを脱ぎ、ローファーを履く。




「ねぇ‥今、ふと思ったんだけどさ・・」

「ん?」


ローファーを履きながら、夏莉が青ざめた顔をする。







「龍美・・あたし達が、文化祭参加するって言ったら……きっと文化祭来るよね?」

「え‥?」


夏莉は上履きを下駄にしまい、ゆっくりと私の顔を見つめた。











「志乃が『文化祭でキャバ嬢やる』って知ったら……龍美はなんて言うかな‥?」




っ!!!







私の手からは‥

上履きが静かに落ちた‥(笑)