夏莉と大野くんが顔を見合わせ、目をキラキラさせた。



「No.1て……(汗)」

「まぁ、お前が誰からも指名されなかったら‥俺が指名してやるよ〜♪ハハ、じゃあな〜」


大野くんは手を振りながら、走って行ってしまった‥





「『指名してやるよ』って‥超上から目線だし(汗)」


夏莉が大野くんの背中を見つめながら、呆れた顔をする。




「アハハ‥(汗)」



でも‥

大野くんなら話しやすいし、接客するのも苦ではないけど……


知らない人とかだったら、

私、絶対話せないな…