「よっ、横山♪」


後ろから誰が私の肩を叩く。




「あ‥大野くん!」


クラスメートの“大野くん”がサッカーのユニホームを着いる‥

大野くんとは修学旅行の班が一緒で、それがきっかけで夏莉も交えてちょくちょく話すようになった。




「キャバ嬢頑張れよ♪(笑)」

「う、それ言わないでよ!」


大野くんはニヤニヤ笑いながら、サッカーボールをくるくる回している。





「いいじゃん。お前キャバ嬢っぽいし、以外とNo.1になれるかもしんねぇよ?」

「そうだよ、志乃っ!やるからにはNo.1目指そうよ★」