二人で階段をおりながら、話す。




「うーん‥‥多分、お姉ちゃんが何着か持ってると思うんだよね。うちのお姉ちゃん、昔キャバクラやってたし…」

「えっ!?そうなの?」

「うん‥美容師の専門学校行きながら、夜はキャバクラで働いて私を育ててくれたんだ」

「へえ、尊敬するな。志乃のお姉ちゃん美人だけど、全然そうゆうの鼻にかけないし…面白いし、明るい人だな〜って思ってたけど‥すごい苦労したんだね」

「ホント自慢のお姉ちゃんだよ〜」



階段をおりて下駄に向かう。


すると‥