「長所だろーが何だろーが、面白くねぇんだよ、バーカ!正樹なんかじゃなくて…俺の長所を言え」






龍美の長所………





「ほら、言ってみ」


後ろから私の体を揺する龍美。




「う――ん…………‥」

「言えねえのか?つーか俺、長所ないかも(笑)」


焦り出す龍美。






「いやいや(汗)龍美は長所あるけど………」

「あるけど?」

「……いっぱいあり過ぎて‥わかんないや(汗)」

「…なんだよそれ」