後ろから、私の体を触ってくる龍美‥






いっつもこうなんだから!

バカバカっ



「そーいえば。今朝、正樹と電話で話したんだけどさ。あいつら、仲直りしたみたいだよ」

「ああ、私も聞いた!昼間、夏莉から電話あったんだ」

「つーかさ、俺らって‥あのバカップルに振り回させること多くね?ケンカなら二人でやれよ」


龍美は私の肩にアゴを乗せ、口を尖らせた。





「アハハ(汗)あの二人は、悩んでることとか思ってることが、いい意味で単純だから、お互い喧嘩してもぶつかって、話し合えばいいんじゃないかな?」