「ようこそ。died worldへ。」






「誰・・・?」







そこには知らない女性が座っていた。
制服は着ていない。
学生ではないみたいだ。



「ご存じないようで。」

「まぁ・・・何ですか・・・?ここ。」

「死の世界と言っておきます。」

「は?」

「あなた、誰かのこと憎んでいますね?」

「何でですか・・・?」

「分かりますよ。そういう人何度も見てますから。」

「一体なんなんですか?」

「憎しみを晴らし、公開を消す。
 それがここの目的です。」

「・・・戻ります。」

「ご希望の方は?」

「は?だから、そんなんに付き合ってられません。」



私は部屋を出ようとする。