「時は巻き戻せないんです。」

「でもここは現実とは違う世界・・」

「同じです。現実で回る世界。
 今と同じです。
 中山有紗が消えたのも
 全て現実。
 受け入れてください。」

「無理よ!そんなの!」

「あなたが選んだ選択肢です。」








女性の口調は
ずっと変わらない。

あせるのは私のほう。

どんどん
追い込まれていく。

追い込んでいるのは
私なのか・・・