「君には悪い話ではないと言うのを聞いたからか? それとも、本当に夜鶴が好きなのかい?」 難しい質問に酷くどんよりとする。 「すみません。 その辺はまだ私の中でも整理出来ていませんので………」 「やはりか…」 ちょうど着いた会長室のドアを開けた会長と中に入った。