隣の男は 起きようとせず 目を 覚まさなかった。 『集、この男・・誰??』 集に聞いた。 『そいつ??あぁー俺と同じで留年した奴。夜働いてるらしく、昼間はずーっと寝てやがる。』 面倒くさそうに そう言った。 『ついでにー、名前は龍だよ。この間聞いた。』 章が 集の横で 言っている。 『へぇー・・・。』 私は 気になったが あえて 冷たく言ってみた。