集は

私が

ちゃんと

学校に来ていた時の

仲間である。

女癖が悪いが

私には

兄のように

優しかった。


『めちゃ心配したし。お前勝手に消えんな。』


集は

麗を抱きしめた。


『集・・・苦しっ・・。』

そう言うと

ゴメン、ゴメン

と言いながら

離してくれた。