「じゃあお休み」「お休み」「映子も運転お疲れ様今日はゆっくり休んでね」「うんわかった」そういって、倫子は民家で降りていった。今度は真美のマンションだ・・・・
「じゃあ真美明日また学校でね」「うんまた明日ね」「映子帰り事故とか起こさないでよ」「うんわかった」ブッブー車の走り去るおとを確認してから真美はマンションの戸をあけた。「疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」「でもあんなにうまくいくと思わなかった」「そうだよね、人一人彼は殺したんだもんね罰が当たっても仕方ないよね」
さあ、今日は明日また学校で早いから眠ろう。そういって真美はマンションのベッドサイドの電気を消した。翌朝学校に行くと映子が声をかけてきた、「おはよう」「疲れたでしょ昨日は」「うん腰がいたい長時間同じ姿勢で車に乗ってたせいだと思う」「そっか」「ありがとうね、ガソリン代後で折半にしようね」「うんそうしてくれると助かる」2時間目が過ぎて学食の時間になった、そのとき映子の携帯がけたたましく鳴った。「HI!スコット」「スコットさん?」「うん」なんだかもう彼氏彼女みたいになってる留学経験があって英語が得意な映子にとって英会話は苦にはならなかった。
ペラペラペラずっと英語で電話してるから周りがものめずらしそうに見てる。
カチャ「30分くらい話してたね」「良くそんなに話すことあるんだよね」「来年の夏休み一緒にギリシャ行くの」「えっ、もうそんなところまで話が進んでるの?」「うん進んじゃった」「すごく彼とは気が合うの、映子ってさそり座だったよね、スコットさんは?」「彼もさそり座」「じゃあ相性はいいけどお互い根に持ちやすいよねたぶん」「うん根には持つね執念深いし」「おーこわ」