パーテイが終わった、一斉に照明が落としてあったものが明るくなってスコットの顔もはっきりわかった、少しそばかすがかった顔に長身な背暗がりでみるよりずいぶんかっこよかった。「もう終わりだね」「うんもう終わり」「帰らなきゃ」「そうだね帰らなきゃ駄目だね」そういって映子と真美は帰り支度をしていた。それぞれ知り合った人の電話番号を手にしていた・・・・・・・「じゃあスコットまた今度連絡して頂戴」真美は真美でキャシーの電話番号を聞いていた。
「たくさん知り合えたね」「うん楽しかった」これから家に帰るという一仕事あるね、「もう帰りたくない」「ここに泊まってく」映子はむちゃくちゃなことを話していた。
「それは無理だよ」「そうだね無理だよね」帰らなきゃ・・・・・・・・・・しばらくソファで休んでいた映子は気を取り直して車に向かった「飲酒運転ばりばりじゃん」「そうだね飲酒運転ばりばりだよね」「あはは」「あははじゃないよ」
「大丈夫運転、代わろうか？」「いい自分で運転できるから」そういって赤いクーペに乗り込んだ。マンションに着くと映子は飲んだものをもどした、「気持ち悪い」「のみすぎだよ」「少しマンションにいてから休んできなよ」「うんわかった」それから二人はマンションでコーヒーを飲みながらゆったりしていた。少しよいがさめたころ映子はうちに戻るといいだしたので真美は見送った。（なんか有意義な一日だったな）うん映子も素敵な彼と知り合えたしよかったんじゃないの？私もいろいろな人と知り合いになれたし良かった。