「どうぞ」コトッコーヒーが目の前に置かれた。「ありがとう」「倫子ちゃんコーヒー通なの」「おいしいこのコーヒー」「目が覚めるでしょ」「うん」それからしばらく倫子の生い立ちや出生地のことなんかを聞いていた。倫子の地元は長野だったそれで同居人と一緒に東京に出てきたこととか、大学を浪人して希望する大学にはいったとか。倫子の大学は優秀な」人しか入れない棒有名大学だった。「倫子ちゃんて頭いいんだ、そうでもないですよ。」「でもそこの学校頭のいい人しか入れないでしょ」「うん入れないですね。がんばりました入るのに一浪してるから」そっか一浪してんだ・・・・・でも希望の大学は入れてよかったね。「はい入れてよかったです」「今は自分の理想の学生生活を送っていますここにゴキブリさえ出なければ」そういって倫子は含み笑いをした、笑い方まで裕子そっくりだった。「またあのバーに良く行くんでしょ?」「また近いうちに会えるね」「はい会えますよ、それにここに電話して誘ってくれればあのバーに行きます」「そっかまたさそうよ、ここ真美のマンションの近くだし」
そういってそのふるい民家を出た、外は白々と夜が明けだした・・・・・もうこんな時間なんだ。早いね・・・早い。話し込んでいるうち夜が明けた・・・なんだか青春してるよね私たちって。うん青春してる・・・・・・・・・・・
そんなこんなで夜が明けて真美のマンションにつくころには太陽があがってた。
「朝帰りだあ」「そうだね」「もう少し生活態度改めなきゃね」「私たち」「そうだね」「私たち生活態度改めないと駄目だね」「日本の婦女子はどうしたあ・・」「酔っ払っておお声出さないのよ」「はい」真美にたしなめられて少し映子はふてくされた表情をしていた。じゃあ今日はここ泊まっていっていいかな?「うん」「いいよ」
真美と久しぶりに一緒にベッドで寝る真美のマンションはロフトになっていて部屋の上にベッドがあった。