同性の真美が見とれるほどの人だった、はじめロビーであったときてっきり芸能人だと思ったんだよね。違ってたみたいだけど女優さんのような優雅な物腰で服のセンスも一流だった。きれいな人って得だよなって思ったただ真美も普通からみたらずいぶんきれいなほうだった長い髪に切れ長の目丁度歌手の竹内マリアのようなタイプの女性だった笑うと同じように八重歯が零れ落ちた。長い手も足も学校のスポーツをするときは邪魔になった、昔ずっと以前バレエをやるといい体系だといわれていたのを思い出していた。細いウエスト、細い足首消え入りそうだったような華奢な体つきただ行動的だった。とても行動的で野生的な性格だった・・・・・物怖じしない発言とシャープな頭た。学校のテストでも全国模試でもたびたび一位を取るタイプだった。
少なからずクラスの男子はあこがれる男性も多かった。
真美はさわやかな笑顔でまた裕子と再会した、よく最近会う。
ゼミを取っているのが同じだからか・・・・「裕子ちゃん今度近くのバーに行かない?」「とても渋いマスターがやってるの」「素敵なんだよ」
「バーか、お酒弱いからな・・」「でも雰囲気楽しむだけなら一度覗いてもいいかも」
初めてだった大学の友達をあの例のバーに誘うのは。もうしょっちゅう常連客だといってもいいくらいバーに通いつめていた。あのバーの木製のカウンターの席をマスターは「ここは真美ちゃんの指定席だ」といってくれた。
授業が終わって、映子にあった。相変わらず度派手でお嬢様らしい括弧をしていた。
いつも2~3人男性が取り巻いていてまるで女王様だった。
(裕子ちゃんという子を誘ったことを伝えた)一応映子には全部話さないとやきもちを焼くからだった。同性でもやきもちをやく恋人のような存在だったから・・・・
よく女の子ってあるんだよね、こういうの。ちょっと真美は映子の性格に困惑していた。