電話をしてるときに息をしているか聞かれ、悠嘉に近付いたときだった。
悠嘉を触ろうとしている俺の手を振り払うかのように香織ちゃんが包丁を振り回した。
「触らないでよ。何なのよ。この人も真斗くんも・・・・」
そしてその瞬間だった。
香織ちゃんの包丁を持つ手の動きが変わって必死で香織ちゃんの名前を呼んだ。
それでも
香織ちゃんの包丁を握った手は
香織ちゃんの首を切り裂いた。
スローモーションのように香織ちゃんから血が流れていくのを見ていた。
情けないが俺はそのとき救急隊員と話していた携帯を下に落とし・・呆然としてしまった。
電話口から聞こえる”もしもし!?”という声も耳には届いていなかった。
俺のせいなんだ。
俺のせいで・・・2人の女の子がこんなことになったんだ。
そう自責の念に駆られながら。
何がどうなってこうなったんだろう・・・・。
悠嘉を触ろうとしている俺の手を振り払うかのように香織ちゃんが包丁を振り回した。
「触らないでよ。何なのよ。この人も真斗くんも・・・・」
そしてその瞬間だった。
香織ちゃんの包丁を持つ手の動きが変わって必死で香織ちゃんの名前を呼んだ。
それでも
香織ちゃんの包丁を握った手は
香織ちゃんの首を切り裂いた。
スローモーションのように香織ちゃんから血が流れていくのを見ていた。
情けないが俺はそのとき救急隊員と話していた携帯を下に落とし・・呆然としてしまった。
電話口から聞こえる”もしもし!?”という声も耳には届いていなかった。
俺のせいなんだ。
俺のせいで・・・2人の女の子がこんなことになったんだ。
そう自責の念に駆られながら。
何がどうなってこうなったんだろう・・・・。