「塚本、昨日聞いたんだけど・・・・水本さんたちと合コンするってまじ??」
次の日、同じ営業仲間の藤田が喫煙室でタバコを吸っていた俺の隣に来た。
藤田も同期だが、そこまでは仲良くない。
コイツとはあんまり波長が合わないからな。
「どっから聞いたんだよ・・。ま、そうだけど。」
「なぁ、それ俺もとかヤバイ感じ??」
突然の申し出に驚いた。
コイツ、出会い欲しがってるわけ??
「なんか2人って言ってたからなー。聞いて・・あ、お前俺の代わり行かない??」
ちょうどよかった。
俺は合コンなんて行きたくないんだよ、ほんとは。
俺は目を見開いて頼むように言った。
「え、まじ!?でも男って斉藤なんだろ??引き立て役・・だよな??」
「んなこと考えんなよ。」
そう、藤田はお世辞にもかっこいいとは言えないだろう。
テンパの髪、そして出ている歯、切れ長の目。
「俺さ、水本さん狙ってるんだわ。」
「は!?じゃあ行かねーとやべぇじゃん。水本さん、多分慎吾狙いだぞ。止めてこい!!」
「え、斉藤・・!?あぁそりゃ無理だわ。あいつおもしろいし、かっこいいし、いい奴だし、車もかっこいいし・・」
「マイナス思考でどうすんだよ!!玉砕覚悟でぶつかってこい!!慎吾もちゃんと話しておけば協力してくれるし。」
そこで藤田はタバコを消してまたすぐ火をつけた。
こんな早く2本目を吸うなんて。
よっぽどテンパってるんだろうか??
「・・・そうだな。当たって砕けろ・・だな!!サンキュー塚本。じゃ俺、行かせてもらうわ!!」
そう言って藤田はマイルドセブンのソフトのタバコを取り出し、振ってタバコを出すところから少し出てきたタバコを俺に取るように差し出した。
それをもらい、そして火をつけてそのタバコを吸った。
「サンキュ。頑張ってこいよ。」
そう言って俺の吸っているのより軽いこのタバコを深く吸い込んだ。
次の日、同じ営業仲間の藤田が喫煙室でタバコを吸っていた俺の隣に来た。
藤田も同期だが、そこまでは仲良くない。
コイツとはあんまり波長が合わないからな。
「どっから聞いたんだよ・・。ま、そうだけど。」
「なぁ、それ俺もとかヤバイ感じ??」
突然の申し出に驚いた。
コイツ、出会い欲しがってるわけ??
「なんか2人って言ってたからなー。聞いて・・あ、お前俺の代わり行かない??」
ちょうどよかった。
俺は合コンなんて行きたくないんだよ、ほんとは。
俺は目を見開いて頼むように言った。
「え、まじ!?でも男って斉藤なんだろ??引き立て役・・だよな??」
「んなこと考えんなよ。」
そう、藤田はお世辞にもかっこいいとは言えないだろう。
テンパの髪、そして出ている歯、切れ長の目。
「俺さ、水本さん狙ってるんだわ。」
「は!?じゃあ行かねーとやべぇじゃん。水本さん、多分慎吾狙いだぞ。止めてこい!!」
「え、斉藤・・!?あぁそりゃ無理だわ。あいつおもしろいし、かっこいいし、いい奴だし、車もかっこいいし・・」
「マイナス思考でどうすんだよ!!玉砕覚悟でぶつかってこい!!慎吾もちゃんと話しておけば協力してくれるし。」
そこで藤田はタバコを消してまたすぐ火をつけた。
こんな早く2本目を吸うなんて。
よっぽどテンパってるんだろうか??
「・・・そうだな。当たって砕けろ・・だな!!サンキュー塚本。じゃ俺、行かせてもらうわ!!」
そう言って藤田はマイルドセブンのソフトのタバコを取り出し、振ってタバコを出すところから少し出てきたタバコを俺に取るように差し出した。
それをもらい、そして火をつけてそのタバコを吸った。
「サンキュ。頑張ってこいよ。」
そう言って俺の吸っているのより軽いこのタバコを深く吸い込んだ。