でも、なぜか
その夜不思議に
さみしくて


さみしくて


先輩と別れたことで
あたしなのかの
何かが変わった。


荷が下りたのに
さみしいとか

ほんと甘いとおもう。


だけど、何故か
本当にわかんないけど


その日は先輩の事しか
考えられなかった。



今までの事が


時間が


先輩の優しさが


先輩の笑顔が


本当にかけがえのない事
だったんだって

そうおもった。



先輩と付き合っていた事は

ほとんど誰も知らない・・・

麻衣先輩とえみかくらい


えみかはあたしの
第一の理解者



先輩の話しとか
いろいろ聞いてくれた。



だから、みんなの態度に
変わりはなかったけど


あたしには先輩との別れによって
全てが変わったような気がした。


いや


変わったように見えた
だけかもしれないけど



あたしには大きく
違えて見えたんだ。



恋愛は


楽しくて恋しくて


すごく愛しくて


あたしを成長させるけど



それに比例するように


寂しくて悲しくて


そして大半は別れがくる。


あたしは学んだんだ。


中3の春
恋愛というものを
深く知った。