意味がわからなかった。



あたしのことすぐたたくし

すぐ馬鹿とかアホとか言うし

変なあだなつけてくるし

教室でボールぶつけてくるし

はっきりいってそれが好きな人
にする態度かーっていうかんじだった。



でもその頃からかな。


あたしがそいつに
恋愛意識し始めたのは。
でも、それが恋愛意識



だってそん時のあたしは
きずいてなかったと思うけどね。



それにべつにすきって
わけじゃなかったし
ただ一緒にいると
楽しいってだけで。




でも、いわれるんだ。
「あんたもすきなんでしょ~?」
そのたびに笑いながら
「なわけないじゃん。」
って否定してた。


本当だったんだと思う。
多分すきとかそういう感情を
知らないあたしには
そういう話が難しすぎて
友達の恋愛話について
いけなかったきがする・・・。



小学校高学年になれば
好きな人の1人や2人
できるはず・・・




だけど、あたしには、
できなかった。
友達がたくさん
そんな話しばかり
持ちかけてくる中で


あたしには全くといっていいほど
思い当たる人がいなかった。




あいつがいたから。