「なんでお前が自慢気なんだよ。」


と浩介が笑い


『いいの~!!』


アタシは子供のように口を尖らせた。



最近、自分のキャラクターが変わりすぎな気がするけど


むしろ、本当は元々
こんなキャラだったのかな、


なんて、ふと思いながら


自分で笑ってしまう。




「なぁ、こんな綺麗なコの男とかどんな奴だったの?」




『アタシ実はちゃんと見たことないんだよね。


後ろ姿は一回見たけど、紹介するって言いながら……それっきりだったから…………。』



「そっか……。」



と言って、浩介は話しを変えた。




それから、他愛もない話しをして


午前0時、浩介は帰って行った。