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あの夜の満月を覚えてる?



その陰りのない光りを

貴方とアタシに重ねて見てたの。



目に見えるものこそ全てで


不透明な部分など


何一つないと思ってた。





あの時言ったことに嘘はなかったよ。



例え貴方が殺人犯でも
アタシは本当に


貴方を変わらず
好きで居られたと思う。





だけど貴方の罪は


アタシにとって


それよりもずっと


許せなかったの