『アタシ…嘘ばっかり吐いてきたし
信じてもらえないのも仕方ないかもしれないけど
隆志にだけは
嘘ついたことないよ…?』
……真っ直ぐに俺の目を見るユキは
嘘を吐いて居るようには、とても見えなかった。
「じゃあ、なんであの男と暮らしてんだよ。」
何を信じればいいのか……。
自然と言葉には
ため息が混じった。
『だから…ここはアタシの部屋だし浩介はたまたま来てただけなの。
そんな関係じゃない。』
と、悔しそうに、悲しそうに座り込んで泣き続けるユキ…
あぁ…だめだ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…