「お前、一回死んでこいよ!!」

ブチッ!

私の中の何かが切れた。

はじめの一歩とはこの時のこと。


「死ぬなんて言わないで!!
死んでいい人なんていない!!」


小さいときに、お父さんの死を見た私は、

「死」という言葉に敏感だ。