空が綺麗に晴れいていた。
雨でも降ればいいなんて思っていた。
入学式なんてめんどくさいし。
どうせ親友の『安藤 潤』は来ていない。
俺はかなりアンニュイな気持ちで制服を着た。
必死に勉強した高校には落ちるし・・・
もう最悪だね。
「憐ー!?準備できたー??」
「まだー」
母ちゃんは朝っぱらから化粧に力入れてる。
誰も見てないっつーの。
俺はネクタイをきっちりしめると
携帯を見た。
『新着メール一件』
そう待ち受け画面に出ていた。
潤・・・だな。
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