『実の弟は論外!格好いいだなんて1回も思ったことないし!』


『ふ~ん。でも私達も兄妹だしね、一応。悠翔の方が相手にしてくれないって。』

実際4つ歳が離れていたら中3と小6が付き合っているようなもので絶対相手にしてもらえないと思う。


『そぅかな?私はそういうの気にしないタイプだからわかんないけど、まぁ頑張れ!』

そう言って私の肩に手をポンとおいた麻衣。


『待って!それじゃあ私が悠翔好きみたいじゃん!』


『だってぇ、心愛そういう浮いた話がないからつまんないんだもぉーん!!』