中学生の頃、生徒会役員やブラスバンド部の部長をするなど、マジメ一筋だった私は

県内有数の進学高校に進学しました。

田んぼの真ん中にある田舎の中学に通っていた自分からは卒業して

県内では比較的都会にある高校に通うことになりました。

憧れの電車通学

憧れの女子高生

そして、毎年T大学やK大学にも合格者を出している、憧れの進学高の制服。

あのころは、偏差値の高い学校の制服を着ているという事実だけが、私の唯一のアイデンティティでした。





しかし

やっぱり『優秀な学校』に集まってくるのは

各中学でトップ層にいた人たちばかり。

私はどれだけ頑張っても、成績は中の中でした。

成績優秀なことが一番の自慢だった私は

最初の中間テストのパッとしない成績をみて

『もう勉強なんてしたくない』と思ってしまいました。

生まれて初めての勉強での挫折は、それほどまでに衝撃が強かったのです…。