「分かった。ハンバーグね」


「うん」


「じゃあ、早速準備するね」


「うん」




私はソファーから立ち上がると、キッチンに向かった。


―――――…




「うーん。いい匂い」


「おっ、なんかいい匂いする」




ハンバーグの焼ける音と匂いに釣られたのか、紫音君がやって来た。