やっぱり私と奏多って、気が合う。




「ねー奏多?」


「ん?どした?」




奏多は私の頭を撫でながら聞いた。




「私たちってさ……やっぱり夫婦だけあって、気が合うよね」


「そうだな」




奏多は優しく微笑んだ。



「あっ、今日の晩ご飯、なに食べたい?」


「うーん……ハンバーグかな?」