キーンコーンカーンコーン・・・

下校時間だ・・・。
げっ・・あいつが来た。

「王架~一緒に帰ろう?」

「やだ。」

素直じゃない私。
彼はとてもふくれっ面だ。
そして耳元で囁いた・・。

「お前、俺の彼女じゃん?」

「・・・・・。」

そんなことふつうに言わないでよ・・。
・・・・照れる

「王架一緒に帰ろうよ~駅前に新しくできた
パフェ屋行かない?」

「ダメダメーーこいつは俺と帰るの。」

陽菜をさえぎって彼はいう。

「やっぱり・・・。何かあったでしょ・・。」

見透かされてる気がする。
ピンチかも・・。
でもあいつは・・・

「そっ俺たち実は・・」

間一髪。私は口をふさいだ。