会議が始まるから葛城が俺を呼びに来たので名残惜しく麻理亜から離れた。
「じゃあ、会議頑張って」
「あぁ」
俺は会議の資料を、麻理亜は荷物を持って部屋を出る。
「葛城」
「はい」
「すまないが麻理亜を家まで送ってやってくれ」
近くに控えていた葛城に俺は頼んだ。別にいいと断る麻理亜に俺が心配だからと葛城に任せて俺は会議に出る。
「麻理亜、また後でな?」
「うん」
ひらひらと手を振ってくる麻理亜に片手を上げて返し、俺は会議へと向かった。
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