俺が、コイツに捕まってから二日がたとうとしていた。
俺は、未だに体がダルくてベッドにただ横になっていた。
すぐ隣りには、見張りとでもいうように目黒がいる。
「なぁ、俺はずっとこのままなのか??」
そう聞くと、アイツは決って
「紅葉ちゃんの元カレ次第かな???」
と答えるんだ。
もぅ、絶対に仁は来ないのに………
「ねぇ、紅葉ちゃん
携帯貸して??」
「あぁ、別にイイよ。
だけど、変なことだけはすんな」
「はいはい、分かったから」
何をするつもりなのか。
分からないまま、渋々携帯を渡すと…
目黒は、俺の携帯を弄りだした。