あいつはまだ、子供な考えで動いてる。

だけど、行動力は大人だ。

自ら『親』と離れ、自分だけで生きようと頑張っている。

例え親が嫌でも

謝り

言う事を聞いてたら

御飯は少しでも口に入り、危険から少しは守られてるだろうに

あいつはそれを選ばなかった。

怒りに震えながら、父猫は俺に飛び掛かろうと身構えてる。

俺は目を逸らさない。

そして言い放つ。