俺は更に父猫に言う。

『あいつは俺が見張るよ。

あいつが、この町以外でも同じ事をしないか、俺が見張りについて行く。

あいつの場所は教えない。』

馬鹿だとは思う。

このまま、あいつをみんなの前に引き出せば、俺には又、平和な場所で平和な生活があった筈なのだ。

だけど、あの泥棒。

ペンギンに出会い思った。