もう冬休み終わりかー
せっかくひめとまた
学校で会えると思って
いたのにな…
社長は忙しいって
言ってたから2ヶ月近く
帰って来れないかも
しれない。
ひめのいない場所で
頑張らないと。
そして、帰って来たら
好きだと伝えよう。
気がついたら
ソファーで寝ていた。
ガチャっと玄関のドアが
開く音で目が覚めた。
すぐにひめだと分かった
俺とひめ以外に
誰もこの部屋の鍵を
持ってないしね。
さっき、ひめの飯食べた
ところだったから
腹は減ってなかった。
“私、帰ろうか?”
「いてよ。」
俺はひめに伝えなければ
ならない事があるんだ。