『なにやってんだよ!俺が来なかったら・・・』
そういって力強くあたしを抱きしめる
「せん・・・ぱック・・・いッ!!」
あたしは泣きながら何度も先輩を呼んだ
先輩はそれに答えるように強く抱きしめてくれた
服を着せられ体育館倉庫から出た
出るとドアに背中でよりかかっているかりながいた
あたしはかりなを睨みつけた
なのにかりなは腕を組みフフッと笑った
「あ〜おもしろい!感動的ね〜お二人さん」
そう言ってかりなは体育館から姿を消した
あたしはかりなが歩いていったほうとは逆側に向かって先輩と歩き出した
「先輩、なんであたしがこんなめにあってるってわかったの?」
『あいつが言ってきたんだよ。結愛を助けたいならあたしと付き合ってって』
かりな・・・・そこまでして・・・
『体育館倉庫の鍵は自分しか持ってないって言ったから場所がわかったんだよ』