「やめて!!!」



思い切り小山くんの胸倉を

押した



けど、あたしの力じゃ

ただ少し

ふらつくだけ


「裕にされてないんだ」


「されるわけないでしょ!!」

「じゃあ、もらうね」









「いや!!!!!!」

必死で退けた





ダンッ




気がつくと黒板に攻められていた


目の前には小山くん


小山くんはあたしを

囲むかの様に

手を黒板についた