「イク時は言って。俺も一緒に合わせるから」


「うんっ、うんっ」


返事するのが精一杯だ。


ふわっとした感覚が

大希と繋がっている部分から広がり

私の全身を包む。


『イク時は言って』と言われたのに

きちんと言葉にできないで打ち震えていると

彼が訊いて来た。


「イキそうか?イッたか?」