それでいてデジタルな感じは全くなく

真面目なつまらない話でも大希がすると

面白い会話になった。


その話術に気持ちよさを覚えるのか

大熊さんも、つい長い時間

私達を引き止めてしまったのかもしれない。


大熊さんが笑いながら

聞いてどうするのだろうと

思うような質問をする様子を見ていたら

もしかしたら大熊さんは単に大希と

長く話をしたいだけなのかもしれない

と感じた。