そうだ、大希と旅行に来ていたんだ。

ここは沖縄のホテル・・・


大希は両手で私の腰を掴んで引き上げた。

膝を折りお尻を突き出す格好になった私は

ぼんやりとした意識ながらも

これから彼にやられるんだなと自覚する。


それは私にとって嬉しい事だけど

異常なほど血圧が低い私は

目覚めてすぐにこの自分の状態を

現実として受け入れる事ができない。


うつらうつらし

ヨガの猫のポーズのような姿勢を

取らされたまま、彼を待っていた。