その姿は凛としていて、決して彼女が 後ろを振り向くことなく、前向きに 生きて行こうとしていることを感じさせた。 彼女が自分の人生を呪ったり 悔いたりしていない事が、誰から見ても よく分かるような姿だった。 持って生まれたような気品に満ちている 彼女に、私は尊敬にも似た気持ちを抱いた。