『白純美っ!!久しぶり~』



『本当に久しぶり!』





今日は、一週間ぶりくらい、久しぶりに学校に来た。




西条家から学校に通うことになったから、恵とは一緒に登校出来ない。




だから直也くんと行けば良いのに、恵は一人で来る。





相変わらず、あの三人は仲良しみたいで。





『もう!!白純美が来ない間、私寂しかったんだからね?!』



『ごめんね~でも、直也くんが居るじゃん』



『ま、直也は良いんだけど…』




恵は、瞳に机を映した。




一番後ろの、窓側。





『やっぱり…うるさかったでしょ?海斗』



『ううん。海斗くんは、なんか妙に静かだったよ…怖いくらいにね』




怖いくらいに?





あの、海斗が?