警察だ!!!

という声とともに締め付けられていた

力がなくなり、わたしは地面に倒れた

『美緒さん!美緒さん!しっかり!』

「っはぁ、はぁ、しょう…じさん」

『大丈夫ですか!?危ないところでした。もう少しであなたを…』

「アヤは、アヤはどこ!?アヤが、あいつが、犯人です!!!」

『残念ですが、間一髪のところで逃げられてしまいました。ですがいま応援を呼んで非常線をはりました!捕まるのは時間の問題です。もう安心してください』

よかった……

でもアヤ、どうして…

そう思いながら美緒は意識を失った