翌朝、電話がなった。


「もしもし…」

『あ、平原美緒さんですね?』


庄司からだった。

美緒はベットから飛び起きた。


「はい!!わたしです!!…もしかして、

 手がかりとか見つかったんですか?」

『いいえ…それどころか、

 また被害者がでました』



美緒は絶望に陥った。

そして数分後、やっと口が開いた。




「…だれが…被害を…?」