美緒の恐怖をさしおき、

同級会はおひらきになった。


「ねーぇ!二次会来る人ーー!!」


里子がみんなに問いかける。


「美緒は行く?二次会」

「あ、あたしはいいかな、

 なんか気分もわるいし・・・」

「そーなの?そういえば顔色悪いね」

「う、うん…」



あんなものをみたのに、

気分が悪くならない人はいないでしょ。

美緒は内心そう思った。





さなみとアヤも含め、

6人が二次会のカラオケに行く事になった。