「なにすんの!?やめてよ!」


千絵が里子の腕をひっぱる。


「うわっっ。
 さわんないでよ!
 汚れちゃうじゃん。」


里子はそう言って
千絵を床に蹴飛ばした。


「…いきなりなんでこんなこと…」


千絵の質問に、
里子はこう答えた。


「暇つぶし♪」


千絵は泣き崩れ、
教室から逃げていった。